
今年も、全国各地で熱戦が繰り広げられました。
佐賀県大会では、弊社にも多くの卒業生が在籍する有田工業高校が、最後まで熱い戦いを見せてくれました。
惜しくも甲子園への切符を手にすることは叶いませんでしたが、グラウンドで懸命に戦う選手たちの姿は、たくさんの人の心に残ったことと思います。
弊社にも、伝統工芸士 江口天童や陶画絵師 中村一代をはじめ、有田工業高校の卒業生が多く在籍しています。
毎年、母校の活躍を見届けるたびに、胸の奥が熱くなるような感覚があります。
グラウンドに立つ選手たちの姿に、どこか懐かしさと誇らしさが重なり、この季節ならではの高揚感に包まれます。
若さって、それだけで美しく、眩しいものですよね。
そんな今年の夏、野球部OB会様より、ベンチに飾られる千羽鶴の台座として陶板製作のご依頼をいただきました。
普段製作しているものとは異なるサイズの陶板。
カットや研磨など、ひとつひとつの工程を手作業で丁寧に進めました。
その一つひとつの工程に、選手たちの健闘と勝利への願いを込めて。
完成した陶板にもご満足いただき、有田焼の磁器陶板が「ベンチ入り」という形で大会の一部になれたことを、スタッフ一同、大変嬉しく思っております。



結果は悔しいものとなりましたが、選手たちが最後まで戦い抜いた時間は、決して結果だけで語れるものではありません。
一生懸命に白球を追いかける姿、仲間と声を掛け合う姿。そして、最後まで諦めずに戦う姿。そんな姿を見せてもらえたことに、心から感謝を伝えたいと思います。
私たちが作った小さな陶板も、千羽鶴とともに、選手たちの背中を少しでも押すことができていたなら、これ以上嬉しいことはありません。
今年の夏も、たくさんの感動をありがとう。
そして、有工の皆さん、本当にお疲れさまでした。
