Patisserie六三郎様へ行ってきました

シルバーウイークを利用して、長崎県雲仙市まで足を延ばしました。
今回のお目当ては、Patisserie 六三郎(パティスリー ロクサブロウ)様。
2024年に、磁器製の金彩の扉取手をお作りさせていただいて以来、お付き合いをさせていただいています。

当時お選びいただいたのは、藤の花を描いたデザイン。
「藤」には、お客様を歓迎するという花言葉があり、その想いが込められています。

金彩藤絵の取手

設置から約2年。
実際にお店を訪れてみると、たくさんのお客様がこの取手に触れていることが伝わってきました。金彩の部分には、少し剥げも見られるようになっていました。
純度の高い金を使用しているため、日々たくさんの方が触れる場所では、どうしても少しずつ変化していきます。

けれど、その変化もまた、たくさんのお客様を迎えてきた証。新品のときの美しさだけではなく、使われることで少しずつ表情を変え、時間とともに刻まれていく「歴史」の一部になってくれたら嬉しく思います。

「撫でていかれるお客様が多いんですよ」

そう話してくださったのは、オーナーの中島さん。
東京やパリで修業を重ね、故郷である雲仙市へ戻られてからは、先代から受け継いだ味を大切に守りながら、新しいことにも挑戦されています。
今回久しぶりに訪れて、実際に使われている姿を見ることができたのは、私たちにとっても嬉しい出来事でした。
作り手の手を離れた作品が、お店の一部となり、そこで過ごす人の記憶や時間とともに育っていく。
ものづくりの仕事をしている私たちにとって、そんな姿を見られることは、とてもありがたいことだと改めて感じました。

美しいモダンな印象の店内

そして今月、敷地内には新たに「おむすび屋&BAR」もオープン。
受け継ぐものを大切にしながら、新しいものを生み出していく。
そんな中島さんの姿勢に、私たちもたくさんの刺激をいただきました。

雲仙まで少し足を延ばした、今回の訪問。久しぶりに取手との再会もでき、とても嬉しい時間となりました。

これからまた、この取手がどんな時間を刻んでいくのか。次に訪れる日も楽しみにしています。

みなさまも、長崎 雲仙へお出かけの際には、ぜひPatisserie 六三郎様へお立ち寄りくださいませ。

一から手作りを信念に先代から引き継がれた「五三焼カステラ」

Patisserie 六三郎
インスタグラム @kou636_artisan

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